宮澤養鶏園のおいしいタマゴ
特殊な熱加工による特別な飼料、良質な地下水、飼料メーカー勤務で得た知識を結集して作りあげた、昔ながらのコクと旨味のある美味しいタマゴをご賞味下さい。
ひよこ

2012年12月31日

またもや、一年が過ぎようとしています。

今年一年を振り返り、良い年だったと思います。
一番の理由は、多くの仲間に出会えた事に尽きます。

今までの養鶏スタイルでは、外部に出かける時間が無く、出会いの機会も無い
ちょっと寂しい状況でしたが、鶏舎を改築した為に内部での作業に余裕が出来、
新しく2つの会に出席できるようになりました。そこで知り合えた仲間です。

話は替わって、ある料理屋さんから卵についての質問がありました。
”隣の料理屋さんの使用している卵と比較をしたら、卵黄のドロドロ感が強かった”
との事。なぜ?
答えは、冷蔵庫に入っていた卵だったからです。???と思われる方もおられると思いますが
冷蔵庫で冷やされた卵は、有機質の多い卵黄の部分が固まりやすく、無機質の多い卵白の部分は
シャビシャビになります。よって、口に含んだときに卵黄の硬さの分だけ、ドロッとした食感は
強く感じられると思います。

鮮度の良い卵を見分けるには、
   殻の表面にシミが出ていない
   割ったときに、卵白が盛り上がっている(卵黄のみの盛り上がりは冷蔵庫保管モノ)

あと1つ、ウンチクですが、”卵”と”玉子”の違いわかりますか?
私も最近テレビで知りました。
調理をしていない殻付きの状態を示すときは、”卵”をつかい
加熱するなど調理をした状態を示す場合は、”玉子”をつかうそうです。  


Posted by 宮澤養鶏園  at 18:58Comments(2)タマゴの秘密

2012年12月25日

たまごについて

メリークリスマスです。
皆様は、昨日・今日のどちらか、ケーキを食べられたと思います。
私も、ケーキを頂きました。

最近たまごの販売をしていて、よく聞こえてくる事があります。
我が家のたまごでケーキをつくると、フワフワ・しっとりのスポンジになる、と。
ベーキングパウダーは、使用しないとの事。
ためしに某お寿司屋さんで、シフォンケーキを焼いてもらうことに。
料理本を見ながらの、ケーキ作りは素人同然の様子。
手つきは、さすがに料理人だが、シャリを握るのとは勝手が違うらしく
ちょっと不安な感じ。
オーブンも通常の家庭用のもの。
しばらく待ちの時間を経て、出来上がり。
焼き上がりの見た目は、素人並み。しかし、触感・食感・味については絶品!
噂どおりに、フワフワしていて、しっとり感抜群の食べごこち。
ほんのり、タマゴの風味と甘さがマッチしたシフォンケーキだった。

  


Posted by 宮澤養鶏園  at 23:24Comments(0)タマゴの秘密

2012年12月23日

24日は、タマゴの出張販売!

12月24日、クリスマスイヴに梅坪のスコペルタにてタマゴ等の出張販売を
致します。天気予報では雪マークのつく寒い日になりそうですが、頑張って
販売します。

世間には、いろいろな品種のニワトリが存在しております。
なかでも卵の価格の高いものとして、ウコッケイ・名古屋コーチンが
ありますが、何が違うんですか?という、質問をされます。
その度に、世間的に価値があると思い込まれているだけですね、エサが
普通なら中身の価値はどうなんでしょう、と答えています。

私も、元飼料メーカーに勤務していましたから、タマゴの付加価値をあげる
方法は知っています。
・殻の白い卵と赤い卵では、赤い卵が良い。
・黄身の色が、黄色とオレンジ色では、オレンジ色が良い。
・上記のような特殊鶏と一般鶏では、特殊鶏が良い。
これらは、世間一般に思われていることではありませんか?

先入観によって、人の感覚は大きく左右されていると思います。
例えば、目隠しをして比べてみて下さい。上記の3つの違いがわかりますか?
”見て良し、食べて良し、”が揃ってこそ、満足するのでは?

我が家のヒヨコも19日令となり、ここまでになりました。
  


Posted by 宮澤養鶏園  at 23:24Comments(0)タマゴの秘密

2012年12月20日

外はすごく寒いけど

外は寒い!時折、雪っぽい小さな何かが降っていました。

この時期、鶏舎の室温は20度ほどに保たれ、ニワトリ達は快適に
産卵を行っています。
しかし、管理者は大変です。厚着しないと外は寒いのに、鶏舎に入ると
汗をかいてしまう。ちょっとしたサウナだけど、気をぬくと風邪を引いて
しまう。
 
先日仲間入りしたヒヨコ達も16日令になり、体もひとまわり大きくなって、
羽根の状況の変化が、はっきりと分かるようになりました。

  


Posted by 宮澤養鶏園  at 18:17Comments(0)タマゴの秘密

2012年12月18日

気になる検索ワードだったので

今日の天気予報はちゃんと当たった。

検索ワードを見ていて、気になるものがありました。
「卵の消毒臭」
一般的に、スーパー等で販売されているタマゴは、全て洗卵されており
その時に使用する消毒液(ジアエンサンソーダ等)の臭いが残ってしまいます。
 
タマゴは、洗卵するべきか、しないべきか、
全ては消費者の選択になります。

もともとは、ヒヨコが生まれるためのタマゴであり、生きているタマゴなら
外部からの雑菌等の進入に対し抵抗を示します。当然、タマゴとしての日持ちも
長くなります。
しかし、洗卵してしまったタマゴは、ブラシでこすられる為、殻の表面の空気穴が
閉じてしまい、呼吸が止まり死んでしまいます。よって冷蔵庫での保存が必要と
なります。殻の表面は、綺麗になりますが。

個人の考えですが、新鮮とはなんだろう?
魚を例にあげるなら、釣ってすぐに捌く。だから新鮮でおいしい。
タマゴなら、割ってすぐに食べる。だから新鮮でおいしいのでは。

洗卵してしまったタマゴからは、ヒヨコが孵化できるのかな~?
                          (有精卵のはなし)  


Posted by 宮澤養鶏園  at 00:21Comments(0)タマゴの秘密

2012年12月16日

至って順調だけど・・・

今朝は、比較的暖かい気がした。平成記念橋の温度計は、11度(朝8時時点)でした。
最近の温度から考えたら、ちょっとビックリです。

我が家の娘たちも、順調に成長しております。
今朝の室温は、外気の影響で高めでしたが、問題無しです。

少し気になる事があります。
儀式の時に、成長の遅れているヒヨコを集めて、集中的に管理できるように
部屋分けしたのですが、通常時より多かった。大きな問題ではありませんが
成長のバラツキは、卵の産み始めのバラツキに直結するため、揃って大きく
なるように、今後の管理を考えたい。

  


Posted by 宮澤養鶏園  at 23:23Comments(0)タマゴの秘密

2012年12月12日

儀式!

今日の豊田市内は、夕方から大変な騒ぎになっています。
わからない言葉での大合唱が聞こえたり、旗を振りまくるバスが
通ったり。
今の時間は、各店でドンチャン騒ぎだろう・・・

我が家の娘達は、儀式の日でした。
くちばしを、1/3程度カットするという儀式をおこないました。

なぜ切るの?と、思っている方々も居られるのでは?
 ヒヨコは、好奇心のかたまりです。気になるものは全てつつきます。
 ヒヨコどうしがお互いを傷つけないために行います。

他に、今日は部屋の移動も行いました。
 最初は、2段目ケージにて大羽数を飼育していましたが、今日は3段目ケージも
 使用することで、半分の羽数になりました。ゆったり過ごせるように!
 1ヵ月後には、1段目ケージも使用し12羽/1ケージにします。


羽根の部分の産毛が徐々にぬけ、白い羽根がしっかり出てきています。
よ~く見ると、クチバシの先端が切れています。エサはこぼれません。     


Posted by 宮澤養鶏園  at 23:28Comments(0)タマゴの秘密

2012年12月10日

順調!順調!

この時期に雪が降る?寒いわけだね。
この厳しい寒さの中、我が家の娘たちは順調に発育中。

(5日令)
今日はヒヨコの日常について、良い行動パターンをお知らせします。
生後5日目のヒヨコ達は、お腹の中にある卵の黄身を全て消化し終わり
外部から摂取したエサをエネルギーに変えて行動しだします。

 エサを食べる→→→→→ 水を飲む →→→→→ 体が冷えるので皆でかたまる(暖めあう)→→→→→
 
 お腹がすいた。エサを食べる。

という様な、行動パターンを繰り返し行い、大きくなっていきます。


揃って、エサを食べています。  


Posted by 宮澤養鶏園  at 23:36Comments(0)タマゴの秘密

2012年12月07日

3日目の娘たち

さむ~い冬本番となってきております。
北の方は、バクダン低気圧に地震に、大変な状況です。

我が家では、3日前に入ってきたヒヨコの世話で忙しくしております。
今後、このブログにてヒヨコの成長日記を書いていきたいと思います。

(3日令・・・生後3日目という意味です)
 エサ・水を摂取することで、自ら発熱するようになり、室温28度~30度で調整。
 異常な鳴き方をしているヒヨコもいないので体感温度は良好と思われます。
 赤い器に水を溜めて覚えさせることは、本日にて終了。エサは人為的に足元にも
 撒いて食べやすくしています。
 ヒヨコのノドの辺りがふっくらしているのはエサがたまっている為で、ちゃんと
 食べれているかをチェックする目安になります。
 
 成長状況は、翼の先端に白い羽が見えてきているので、順調と思います。
  


Posted by 宮澤養鶏園  at 22:05Comments(3)タマゴの秘密

2012年12月05日

さぁ~、大変!

とても寒い中、元気なヒヨコが入ってきました。
部屋の中は、真夏!

今日は、ヒヨコの世話で外出禁止!
早く、水とエサを覚えさせないと・・・
この3日間が勝負!育ちに差がつかないように、1羽1羽をチェック。
(エサを食べてないヒヨコは、水を覚えてないから、1羽ずつ水の躾をする。)

これから130日が過ぎると、
      体重 1450gになる。揃いが良いほど、揃ってタマゴを生み始める。

全部のヒヨコに名前を付け、大事に育て上げます。たまに、名前を間違うこともありますが
たいして気にしない、大らかな性格で助かります。             なんてね!  


Posted by 宮澤養鶏園  at 17:05Comments(0)タマゴの秘密